デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性の決定

デジタル技術が社会や自社の競争環境にどのような影響を及ぼすかについて認識、その内容について

デジタル技術は調剤薬局業界に多くの影響をもたらしています。以下は、その主な影響のいくつかです。

  1. 電子処方箋と電子医療記録(EMR): デジタル技術により、医師からの処方箋や患者の医療情報が電子的に管理できるようになりました。これにより、誤りや手書きの処方箋に起因するヒューマンエラーを減少させ、薬剤師が正確な情報を使用して調剤を行えるようになりました。
  2. 患者への情報提供とコミュニケーション: デジタル技術を用いて、薬剤師は患者に対して服薬情報を提供し、相談に応じるためのツールを提供できます。患者ポータルやモバイルアプリケーションを通じて、患者とのコミュニケーションが強化され、服薬順守が向上します。

上記内容を踏まえた経営ビジョンやビジネスモデルを策定

当社は市場の成長と技術進化に適応し、顧客の幸福を追求し続けている。調剤医療費市場のほか、mHealthアプリ市場やヘルステック市場にも進出し、テクノロジーと医療の融合を進めている。国内ヘルステック市場は急成長し、2022年までに3,083億円と予測されています。ヘルステック分野は健康と医療に関連する多くの側面を含んでおり、当社のシステムは現段階では調剤、受取予約、服薬指導のフォローアップに焦点を当てている。今後は糖尿病予備群向けサービスや、不動薬在庫のマッチングサービスなどを拡大していく。

上記の経営ビジョンとビジネスモデルを実現するための戦略

『あなたの調剤薬局』という患者フォロー効率化システムを開発・特許取得している。これにより、調剤薬局の業務を効率化し、電子お薬手帳と連携、処方箋の調剤や予約、服薬指導などの電子化に成功している。今後もマイナポータル連携など医療DXを進化させる計画である。

上記の戦略を推進するための体制・組織

代表取締役社長 増子治樹をCIO(最高情報責任者)とし、鎌田悠をCISO(最高セキュリティ責任者)とすることで、代表から全組織へと上記戦略を浸透させ、デジタル技術を活用して高い競争力を持つ企業体制を構築してまいります。