img

国際麻薬乱用撲滅デー

薬&健康情報

6月26日は国際麻薬乱用撲滅デーです。

国際麻薬乱用防止デーとは、1987年6月にウィーンで開催された国連の「国際麻薬会議」において、麻薬の不正需要の防止・削減方策を国際協力により進めるなどの宣言が採択されたことを記念して、この会議の最終日である6月26日を「国際麻薬乱用撲滅デー」とする旨が決議されました。

この決議により、毎年6月26日は各国において麻薬対策への取組が行われており、各都道府県において、街頭啓発活動などによる「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の普及運動や国連募金活動が行われています。

親友や先輩などの親密な人から、断りにくい状況で、「甘い言葉」で誘われ、軽い気持ちで薬物に手を付けてしまう人が多くいます。

最初は軽い気持ちで始めても、薬物には強い依存性があるので、とりこになって乱用を繰り返してしまいます。一度乱用してしまうと、やめたいと思っても、やめることはできません。
また、薬物には、「依存性=ドラッグをやめたくても、心と体をコントロールできない」のほかに、「耐性=ドラッグの効き目に慣れてしまう」があり、これにより、頻度と量が増え、やめたくても決してやめることのできない悪循環に陥ってしまいます。

「みんなやってる」、「すぐにやめられる」、「痩せられる」などの甘い誘いには絶対に乗らず、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。