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HIV検査普及週間

薬&健康情報

平成18年から6月1日から6月7日の1週間「HIV検査普及週間」が始まりました。

HIV検査普及週間は、国や都道府県等が、利便性の高い場所や時間帯に配慮した検査を実施するなど、利用の機会を拡大するとともに、広く国民に対して、検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、HIV検査の浸透・普及を図る機会とするものです。

エイズ動向委員会の発表によると、平成30年のHIV感染者・エイズ患者新規報告数(速報値)は1,288件で、近年1,400件程度で推移しており、累計も30,000件を超えるなど、未だ予断を許さない状況となっています。特に、診断時に既にエイズを発症している割合は約3割と依然として高い水準にあり、早期発見のための検査機会を逸している場合が多いと考えられています。

厚生労働省で、HIV検査普及週間に都道府県や公益財団法人エイズ予防財団、エイズ関連NGOなど関係団体によるイベント等も開催されています。

HIVは予防、早期発見、早期治療が大切です。