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意外と知らない花粉症

薬&健康情報

花粉症はスギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患の1つです。特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、多くの人を悩ませています。日本ではスギの他にも約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

スギ花粉の生産量は花粉が形成される前年夏の気象条件と密接な関係があり、日射量が多く、降水量が少ないほど、翌春の花粉生産量が多くなる傾向があることがわかっています。

スギ人工林の面積は448万haで森林面積2,508万haの18%を占めています。戦中・戦後は全くの物資不足による過度の伐採で、台風などにより各地で甚大な災害が発生しました。また、住宅建築などに伴う用材需要の増大により、天然林を人工林に転換する拡大造林が行われました。

スギは、我が国固有の樹種で、本州から九州まで広く分布しています。根を深く張り、土層が深く肥沃な土地で良く成長します。また、材は軽くて柔らかく、まっすぐに育つことから加工が容易なため、幅広い用途に利用できます。

現在では、花粉症による問題が顕在化してきたことから、林野庁では平成3年に少花粉スギの開発に着手し、平成8年には最初の少花粉スギを開発。現在までに、少花粉スギは142品種、無花粉スギも3品種開発されています。

出典:農林水産省Webサイト(http://www.rinya.maff.go.jp/)