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塩と暮らしの日

薬&健康情報

7月3日は塩と暮らしの日です。

制定したのは、塩に関する調査を行うとともに、生活の塩の供給や備蓄を行っている公益財団法人塩事業センターです。

塩に対する正しい理解を通じて、普段あまり考えることのない塩の良さ、大切さを改めて気づいていただくこと、「ひとりひとりにちょうどよくたのしくかしこく塩を知り塩とくらす」を広める為7月3日を「塩と暮らしの日」としました。

塩はナトリウムイオンと塩化物イオンに姿を変えて、体の中でとても大切な役割をしています。

1.脳や体に情報を伝える
ものを触ったときの刺激を脳に伝えたり、神経細胞が脳から手足を動かすように筋肉に命令をします。

2.細胞を維持する
人の体の細胞は「細胞外液」という液に囲まれています。ナトリウムイオンはこの細胞外液に多く含まれていて浸透圧を一定に保ち、細胞そのものの維持に不可欠です。

3.栄養の吸収や消化を助ける
体内にある塩化物イオンは胃酸の主成分で、食べ物を殺菌したり、食べ物の消化を助けたりしています。ナトリウムイオンは小腸で栄養の吸収に関わっています。

4.熱中症予防
体温を下げるには、汗をかくことで皮膚の表面で蒸発して体から熱を奪うことができ、汗をかくことはとても大切です。汗の元は血液中の水分や塩分です。汗をかいて失った水分だけでなく塩分を補給する必要があります。

塩は体や健康にとても大切です。
塩に関する文化や風習、用途を知り、毎日の食事の中で塩を上手に使い、様々な食材とバランスよく、たのしく、かしこく塩を摂りましょう。

塩と暮らしを結ぶ運動公式サイト