セルフメディケーション
薬&健康情報
最近の日本では、平均寿命が長くなり、
生活習慣病などが問題になってきた現代において、
日々をいかに健康に生きるかが問われています。
そこで注目されているのが「セルフメディケーション」です。
セルフメディケーションとは、
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」
と世界保健機関(WHO)は定義しています。
■セルフメディケーションのメリット
1.健康管理の習慣が身につく
2.医療や薬の知識が身につく
3.疾患により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる
4.通院が減ることで、国民医療費の増加を防ぐ
5.セルフメディケーション税制で所得控除が可能に
セルフメディケーションに取り組むためには、自分の健康について日頃から意識し、健康管理・維持にかかわっていくことが大切です。健康である内から適度な運動と栄養バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠時間の確保など、やるべきことはたくさんあります。
これらのことを誰にも相談せずに継続することは難しく、やり始めたとしてもかなりの負担です。かかりつけ薬剤師を持てば、普段の処方薬での関わりの他、セルフメディケーションに取り組むための良い相談相手になってもらえます。
今はまだ「処方薬は病院の前の調剤薬局で」、「OTCはドラッグストアで」、「サプリメントはスーパーやコンビニエンスストアで」、という方が多いと思います。
薬の専門家であるかかりつけ薬剤師に、病院にかかるほどではない健康上の悩みや、日頃の健康予防などを相談することで、自分の体質・体調に合ったアドバイスを受けられます。
また、介護問題で悩んでいる場合は、介護施設や介護用品の紹介なども行っています。
健康に関するすべてのことを、気軽に聞ける存在が「かかりつけ薬剤師」です。