こころの日
薬&健康情報
7月1日はこころの日です。
精神疾患や精神障害者に対して正しい理解を図り、こころの健康の大切さを再認識してもらうことを目的に1998年(平成10年)に日本精神科看護技術協会が制定しました。
こころは、会社や学校での人間関係によるストレス、家庭内でのストレス、環境の変化によるストレス等により、気がつかないうちに疲れていきます。
「こころ」も「からだ」と同じで、からだが疲れて休むように、こころにも休養が必要です。
日本精神科看護協会が「こころのお手入れの7か条」を紹介しているので参考にしてみてください。
1. 同僚や友人、家族に素直な気持ちを話してみる
ストレスを感じた出来事を、人に話すことで、自然に思考が整理されて、気持ちが落ち着いてきます。雑談だけでもこころの安らぎを得られることもあります。
2.気持ちを自由に書き出してみる
人になにもかもを話すのはちょっと、と思うこともあるでしょう。自分の気持ちを紙に書き出すだけでも、気持ちが落ち着くものです。大切なのは、自分の気持ちを素直に外に出すことです。
3.日常に「ご褒美タイム」を作る
忙しい生活の中では「好きなこと」「楽しいこと」を忘れがちになります。趣味の音楽やスイーツなど、こころが喜ぶご褒美タイムを作ってみてはいかがですか?
4.夜更かしせず、できるだけ同じ時間に起きる
体内時計を整えることも、こころのお手入れにつながります。
5. 規則正しい食事をする
食事の偏りは、こころにも大きく影響します。
6. 朝に日光を浴びる
朝に光を浴びる習慣は、こころを安定させます
7. 適度に体を動かす
体を動かすと、気持ちもすっきりするもの。適度な運動は、精神科治療にも導入されています。
自分のできるお手入れを日常生活に取り入れ、こころの休養をとりましょう。