皮膚の日
薬&健康情報
乾燥が気になる季節になりました。
そんな今日は、皮膚の日です。
皮膚の日は日本臨床皮膚科医会が、1989年に11月12日(イイヒフ)を「皮膚の日」に制定し、日本皮膚科学会と協力して、皮膚についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めるための啓発活動を行っています。
毎年「皮膚の日」の前後の時期は一般の方々を対象に講演会や皮膚検診、相談会を多数開催しています。
皮膚の乾燥は、日常生活の心がけで予防することができます。
1. 正しい入浴方法を身につけましょう
・ こすりすぎに注意
ゴシゴシこすりすぎると角質層が傷ついてしまいます。
肌への刺激が少ない柔らかいボディータオルなどでやさしく洗いましょう。
・ お湯はぬるめに
熱すぎるお湯のお風呂は、肌に必要な皮脂までとってしまい乾燥を助長してしまします。
40度を超えない温度が適温です。
・ 早めに保湿を
入浴後の肌は皮脂膜がとれ、乾燥しやすい状態になっていて、どんどん水分が失われてしまいます。入浴後早めに保湿を行いましょう。
2. エアコンなどによる乾燥対策を行いましょう
エアコンにより室内はかなり乾燥した状態になる為、加湿器をつけるなど室内の加湿を行いましょう。
3. 十分な睡眠をとりましょう
睡眠不足は新陳代謝が遅れ、皮脂細胞の代謝も悪くなります。
特に深い眠りの時に成長ホルモンが最も多く分泌され、細胞の修復や再生を促します。
最低でも6時間程度は睡眠時間を確保しましょう。
乾燥を予防し潤いのある肌を保ちましょう。