認知症の予防と健康寿命の延伸を目標とするアートのワークショップを開催

2019.11.29

調剤薬局と医療モールを展開するイントロン株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:増子治樹)は、京都市立芸術大学ビジュアルデザイン研究室と連携し、高齢者を対象としたアートのワークショップを各地で開催します。

このアートワークショップでは、高齢者が、回想し、手を動かし、談笑しながら作品作りに取り組むことで、認知症の予防に効果を見込む作品作りを行います。
 ワークショップで作られた作品は、地方行政機関やNPOの協力を得て開催する展覧会で発表するとともに、SNSなどの各種メディアでも発信します。
 作品発表の場である展覧会が、作者である高齢者と鑑賞者である地域住民との交流の場となることで、健康寿命の延伸に効果があると言われるソーシャルキャピタル(社会生活資本)の醸成に繋げます。
 将来は、医療機関の協力を得て、ワークショップの健康への効果測定も行う予定です。

■実施概要
 開催を希望される高齢者施設において、定期的に、1回30〜40分程度のワークショップを開催します。作る作品は、施設が位置する地域の自然や文化をモチーフとしたカレンダーや手ぬぐいなど、多岐にわたります。

 最初のワークショップは、11月19日(火)に、千葉県佐倉市において、約30名の参加者の方と一緒に、「手作りカレンダー」の制作を行いました。
 このカレンダーは、千葉県佐倉市の「佐倉ふるさと広場 風車のひまわりガーデン」をモチーフにしたものです。「佐倉ふるさと広場風車のひまわりガーデン」があらかじめ描かれた台紙に、参加者が、花、人、動物などのシールを貼り、参加者お一人ずつの様々な思い出と物語を載せたカレンダーを作りました。参加者同士、カレンダーを見せ合いながら会話が弾む、和気あいあいとしたワークショップとなりました。

佐倉ワークショップ①  佐倉ワークショップ②  佐倉ワークショップ③

写真:佐倉市での開催風景

■今後の展開
 今後も、埼玉県・千葉県・東京都を中心に、アートワークショップの開催を希望する高齢者施設からの応募を、広く受け付けています。

■共同研究者
法人名 : 京都市立芸術大学
研究代表者 : 辰巳明久(専門:ビジュアルコミュニケーションデザイン)
所在地 : 〒610-1197 京都府京都市西京区大枝沓掛町13-6
創立 : 1880年
URL : https://www.kcua.ac.jp

■会社概要
商号 : イントロン株式会社
代表者 : 代表取締役社長 増子治樹
所在地 : 〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町13-5 川越第一生命ビル8F
設立 : 1993年5月
事業内容 : 調剤薬局・医療モール(埼玉・千葉・東京・三重・熊本・宮崎)全43店舗
資本金 : 1,000万円
URL : https://intron.co.jp

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