サイクリングの日
薬&健康情報
5月22日はサイクリングの日です。
平成21年4月に公益財団法人 日本サイクリング協会(JCA)が、創立45周年記念事業として制定しました。
自転車はCO₂ などの温室効果ガスや騒音を出さずに移動できる、自然環境に優しい乗り物です。
サイクリングはウォーキングやランニング、水泳などと同じ、長時間継続して行う有酸素運動に分類されます。有酸素運動は、体脂肪燃焼が期待できる他にも、筋持久力や心肺機能の向上などの健康効果が期待できます。
体脂肪の中でも、内臓脂肪は健康に様々な悪影響を及ぼします。
内臓脂肪が蓄積すると、アディポサイトカインの生産と分泌のバランスが崩れ、血液中の悪玉物質が増加する一方、善玉物質の血中濃度を低下させることで、動脈硬化を直接的に促進し、また糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクを高めます。
有酸素運動は体脂肪をエネルギー源として使い燃焼させるため、内臓脂肪も同様に減少させることができます。内臓脂肪量が減少することでアディポサイトカインの分泌も減少するため、高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化の予防・改善につながります。
各地にあるサイクリングロードは河川敷や公園などに設置されている為、美しい風景を楽しみながら安全にサイクリングをすることができます。
この機会にサイクリングで体を動かして運動不足を解消してみてはいかがですか?