言語聴覚士

キャリアパス

  • 2015年入社

  • 主任・児童発達支援管理責任者

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こどもの成長そして自分の成長を感じることのできる職場

難聴児支援を主とした発達支援事業で言語聴覚士として勤務しています。発達障害の支援をしている場所は数多くありますが、難聴の言語訓練に特化した施設は県内のろう学校など数ヶ所しかありません。そのため、難聴のお子さんの言葉について不安を抱えたまま生活していらっしゃる方が多くいます。

そのような状況の中で2018年4月に開所した「エント」は非常にニーズが高く、開所と同時に問い合わせが多く来ました。たくさんの保護者の方、同業者に期待されつつもその期待に応えなければという重圧もあります。それでも、聴こえ難く、言葉の少ない子どもたちが段々とお話ができるようになり、コミュニケーションがとれるように成長していく姿を間近で見ていると非常に嬉しく、やりがいを感じます。子どもたちの為に言語訓練の創意工夫をすることで、自分自身の成長も感じることができます。難聴児支援に関わる者として、常に新しい情報・技術・コミュニケーション力を身の付けられるとともに、身に付けたことをわかりやすく伝えられるように心がけています。

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難聴児支援の輪を広げるために

難聴児の支援をする際には一つの施設だけでは完結することはできません。かかりつけの耳鼻咽喉科、ろう学校、補聴器業者など様々な人たちが関わっています。その為、横の連携が非常に重要になっていると強く感じています。そこで、連携する耳鼻咽喉科の先生とのカンファレンスやケース検討をしたり、難聴児に関わる医療・教育機関の担当者との連携会議の開催や参加をしたりという事も行っています。

「エント」はまだ始まったばかりですが、難聴児支援のできる施設が少ないという行政レベルの問題に「こういうやりかたもありますよ」と示せるモデルケースになれるよう取り組んでいます。

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プライベートコメント

コミュニケーションをとる仕事が中心なので、身体の疲労より精神的な疲労が溜まります。そんな時は、各地のご当地グルメを求めて色々な所に旅をすると、次の日に新鮮な気持ちで仕事に取り組めます。デパートの物産展にもよく行きますが、やっぱり現地の空気を感じながらその土地の物を食べると格別美味しく感じますね。最近行った場所は京都で、肉鍋を頂きました。